政治について
政治と聞かれて、何をイメージしますか。
現在の日本の政治に不満を持っている人はたくさんいても、政治の仕組みをしっかりと理解して文句を言っている人は少ないのではないかと思います。
政治とは、簡単に言えば、様々な社会とりわけ国で行なわれている利害の調整です。
人間社会にとって、政治は必要不可欠な存在です。
アリストテレスも「人間は政治的動物である」といっていますよ。
政治は利害の調整なのですが、調整の結果に不服な場合でも従わなければならないこともあります。
例えば、多数決で決定した場合、別の意見に賛成した人も多数決に従わなければなりません。
この時に働く強制力を権力と言います。
そして、国の場合、国家権力といいます。
国家権力は、そんなさまざまな権力のうち最高のものです。
国家権力とは、具体的に言えば統治権です。
国家は、その国家の領域「すべての」人びとや団体に強制力を発動できる唯一の存在なのです。
国家権力は、よその国家の権力に干渉されないことも大切です。
また、政治と言われて民主主義をイメージする人も多いでしょう。
リンカーンの名言(人民の、人民による、人民のための政治)で有名な民主主義です。
先に書いた、多数決も民主主義の原則にのっとった方法です。
民主主義は、政治の体制とは関係ありません。
日本のような議員内閣制でも、アメリカのような大統領制でも民主主義ですよね。
逆に、制度が整っていても、独裁政治が行なわれていれば民主主義とは言えないのです。